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経絡体操法とは(2)
マンスリー250号 1995/11/25
本山初代会長インタビュー 前回の続き

経絡体操の特徴

- 経絡体操の大きな動きというのは何種類ぐらいあるんですか?

倉谷 経絡というのは体液として体の中を巡っていると本山先生より教えていただいております。 その体液が滞りやすいというのが関節の部分なんです。

本山式経絡体操法は大きく二つにわかれてまして、一つは末梢からの関節を動かしていって、 まず気のバランスをとる運動(気の循環促進アーサナ)、もう一つは気のバランスをとった後、 背骨を正す体操(その中にはいろいろとヨーガのポーズを入れてあります)。

ヨーガの場合、あるポーズをしたらある一つの輪廻を避けることができるというふうに、アーサナの動きそのものに中心、 主眼があるのですが、本山式経絡体操の場合は、アーサナをおこなう人が中心となります。 同じ動きでも、例えば上の方と下の方とどちらをひねるか、手の向き、などによって効く経絡が違いますので、体操をする方の、 歪んでいるところや滞っている経に刺激がゆくように行ないます。

image それもただ主観的にするのではなくて、本山先生が気のエネルギーの状態を測る器械(AMI)をお作りになっていますので、 前後で測ってどう変わったかというふうに実際客観的にチェックしながら、体操を行っています。 そういう形でいろいろと新しいものが追加されて現在の形に至っています。
初代会長 そうですね。例えば、 手の小指側の筋肉がのびるようにこういうふうにねじった場合には心臓とか小腸とかにいく経絡というのが非常に緊張するわけですね。 緊張させておいて緩めるとすっと流れる。指圧と同じですね。 ぎゅっと押して、体液とか血液の流れを止めて、パッと離すとすっと流れるわけです。例えば心臓の悪い人はこの辺(A)が痛くなるわけです。 それから肺が弱い人はこの辺(B)。異常のある経絡を中心に、縮めたり緩めたりして、流れをよくするというのがまず基本です(図2)。

今の西洋医学だと、人間の身体をコントロールしているのは神経系だと考えていますね。 しかし、人間の身体は、さきほど話したように、神経などができる前から体液が流れている経絡系があり、 神経とか血管とかが重なっているわけです。

体液、経絡の中に一定の周波数があって、色が違ってみえる。例えば肝経は青、心経は赤、腎経は黒く見えるのです。 色が違うということは流れている周波数が違うわけですね。その周波数の違いが、身体の中では一種の信号として流れているのです。 ただ、神経の信号と経絡の信号とは速度が全然違う。 神経の方は1秒間に50~100メートル、経絡の方は1秒間に遅い時で5センチ普通は20センチメートルと全然違うわけですね。

しかしその両方の信号系を刺激して、エネルギーが十分にバランス良く流れるようになれば元気になるのです。 というのは人間はだれでも食べないと生きていけませんね。食べ物でエネルギーを摂っているのです。 空気を吸うのもエネルギーを摂っているわけです。 つまり、質量という形にはなっているけれど、もとはエネルギーで、それで動いているわけだから、 そのエネルギーの流れを良くしてやればいいわけです。 身体というのは経絡系と神経系の両方でコントロールされているわけですから、 その両方でエネルギーが流れるようにしてやれば一番いいわけです。

股関節体操

背骨の歪みを整えるために股関節体操をします。背骨が狂うと、狂ったところから病気が始まる。 だんだん異常が出て、何ヵ月か何年かたつと、いよいよ今度は本物の病気になってしまいます。 そこの細胞の代謝がおきなくなりますからね。

背骨の中、脊椎には中心管があって、体液が流れています。脳もその体液の中に浮いている。 脳というのは体液という海の中に浮いている島みたいなもの、ぶよぶよ浮いているわけですよね。 その体液から神経も細胞もみんなエネルギーを取っているわけですね。 ですから例えば、自動車事故でぽこんと脊髄が歪んで、この圧が変わったら即死してしまうでしょう。 少々神経が切れても痛いぐらいで済むけれども、この中の体液が無くなったら、圧が変わったら、 人間というのは5分も生きられないのです。そのくらい大切なものなのです。それで、考えたのがこの股関節体操なのです。

image1 背骨を支えているのは仙骨。仙骨と腸骨と坐骨が骨盤を形成し、骨盤を支えているのが足の骨。 両方の足で体を支えて、股関節がその支えている支点になるわけですね。 ですから、人間の体を支えているのは股関節なのです(図3・4)。

片足が長いと、骨が持ち上がって、骨盤に傾きが生じ、骨盤に支えられている背骨も歪むのです。 S字状にね。歪んだ所はだいたい七つおきぐらいに変換点が起きて、そこのところで狂いが生じるのです。

例えば日本人の場合は、長い間農耕民族で、穀物をたくさん食べてきたから、大腸が西洋人に比べて約1メートル半ぐらい長いのです。 腸の中に重い穀類がたまっているわけですね。下行結腸の底の方に溜まり、左の足をぎゅっと押すようになる。 それで股関節の左側が外に向いて下にずれる。 それでどうしても左の足が長くなって、下がるのを止めなくてはいけないようにできたらしいのです。ですから左足の長い人が多いのです。

日本人で今まで癌で亡くなるのは、胃癌がトップでしたよね。左足の長い人はだいたい胃腸が弱い。 しかしこの頃、穀物よりパンを食べたり、肉を食べたりするように生活が変わってきたでしょう。そういう場合は心臓が悪くなる。 そしてそういう人は右の足が長い。右足が長いと右足に力がかかる。 すると、胸椎の四番目、心臓に神経を送っているところに異常がおきやすい。

image2 ですから、日本人全部が左足が長くて西洋人全部が右の足が長いというわけではないのですが、食べるものを含めて、 いろいろな生活様式によって、股関節がずれて背骨が歪む。歪めば、脊椎からでている神経(この辺(A)だと心臓や肺に行く、 この辺(B)だと胃、この辺(C)だと泌尿生殖器に行く、とだいたい決まっていますね)に影響がでるわけです(図5)。 そういう神経を調節するためと、脊髄の中心管の体液を脳まで十分によく流すために、そういうゆがみを直したほうがいい。 それで、股関節体操をしたほうがいいと思うのです。

パワンムクタアーサナ

経絡体操をする場合、まず手足の体操から始めますね。どうしてそうするかというと、経絡というのは、 手足の指の先端から始まっているからです。神経は脳から始まっていますね。 そこが、神経と経絡の非常に違っているところですね、流れる速度も違いますが。

AMIで電流をかけると、瞬時に流れる初期電流(BP)があり、それは経絡と関係がある。そして分極というのが起きて、 その後で流れる電流(AP)が神経に関係があるらしい(図6)。背中に刺激を与えてAMIで測ると、 神経的には関係のない足や手の指先でBPにだけ変化が生じるのです。

例えば大腸経の命穴は背中の腰の辺(腰椎の四番~五番の高さ)にあるのですが、 大腸経の経絡が始まるところは第二指の先端にあるのです。ところが腰椎の四番~五番目の椎骨の高さから出た神経は、 大腸のあたりをコントロールはしますが、手には届かないのです。しかし実際に、大腸の悪い人は第二指の先端に反応がでるのです。 私も腸が弱いからここにあざが出るんですよね。 で、手をこうやって伸ばしてみると、どこかきっちりふさがらないような所、他の指よりも伸びないような指があるでしょう。ピンと上に。 その指と関係のある臓器が具合悪いのです。

- 小指は何ですか。

初代会長 ここはね、心臓なんですよ。

指先には、経絡だけの反応が出る。そして背骨とか身体の前では、経絡と神経の両方で反応が出る。 それで、背骨をねじる体操もするわけです。それは経絡にも神経にも両方に影響があります。

ですから、経絡体操というのは、経絡を刺激する体操と、経絡と神経のどちらも刺激する体操の両方からできているわけです。 経絡の流れを整える体操と、仙骨体操、股関節体操のように神経と直接に関与する骨の歪みを正す体操もあって (これは私が考え出したのですが)非常に効果があるわけです。

特に年が寄って、動けないような人には、 パワンムクタアーサナ(これはヨーガの体操で昔からありますけれどね)が非常に効果がありますね。 年が寄ったら膝とか肘とか肩とか関節が動かなくなってしまう人が多い。関節には体液がいっぱい溜まっているわけです。 体液の流れが悪くなると尿酸などの化合物が生じて毒になってしまう。 川の水でも流れていると腐らないでしょう、溜まると腐ってしまう。 同じように、身体の中で一番水の溜まりやすい関節のところが悪くなりやすい。 年が寄ると、運動もしないし、体液の質も変わる。ですから、そういう体操をするといい。

今、各地で経絡体操をしているのですが、よく歩けなかったお年寄りが非常に元気になったとか歩けるようになった、 そういう報告がたくさんありますね。

- 先程、経絡に色が付いているとおっしゃいましたよね。青とか赤とか、それはどういうことなんですか。

初代会長 それはね、実際にそういうふうにみえるんですよ。 経絡では五行説というのがあって色分けしているわけですが、そういうことを全く知らない人が、肝経が青く見えたとかいうわけです。 私も実際そういうふうに見えるのです。

各経絡の周波数がみな違うから、色が違って見えるわけですね。つまり、一つの経絡の持っている情報がそれぞれ違うのです。 それで、その色が細くなっていたり、他の色が混じってみえたりするところが、異常だと言うわけです。 実際そういうところをAMIで測ってみたら、エネルギーが流れていなくなったり、逆に流れていたりいろいろしているわけです。 科学的にわかるようになったのです。それがAMIですね。

- 毎日、どういう体操をすればよいのでしょうか。

初代会長 パワンムクタアーサナと股関節体操と仙骨の矯正体操。それと背骨のねじりですね。 それで十分元気になりますね。うん、パワンムクタアーサナはぜひするといいねぇ。 これはだれがやってもいいし、どこでもできますからね。手と足ね。これは本当に効果があるから、ぜひみなさんするといいですね。


ありがとうございました。

(文責・編集部)


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