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2001年度  第26回 IARP年次大会  講演会&公開討論

気の養成とその効果

代替医療の原点を探る

2001年6月3日(日)10:30~17:30
ニッショーホール(虎ノ門)


気のエネルギーの存在は、古くから、経験的に知られていました。
では、気のエネルギーとは、どのようなものでしょうか?また、どうしたら実際に気を活性化したり、コントロールできるのでしょうか?
秘伝化された気の養成法とその効果を科学的に確かめようと、各界気鋭の研究者の先生方が講演されます。加えて、インドのヨーガ、中国の経絡医学がめざしてきた、気の調整と身心の調和・健康維持実現の具体的方法もデモンストレートします。


講演者
谷 美智士先生 「気の応用と私の臨床経験」
   (医学博士)日本東方医学会会長

谷クリニックホームページへ
http://www.kt.rim.or.jp/~taniclnc/profile.html
塚田 新悟先生 「気の医学の世界的状況とAMI」
   (医師) MIHS講師
石川 達也先生経絡の機能は西洋医学的検査や診断に対応するか
  
(医学博士) 東京歯科大学学長
本山 博先生  「気による心身の健康」
   (文学博士)IARP会長
パネルディスカッション「気の養成とその効果」
福岡 明先生 「歯科臨床の現場よりみた”気”とその活用」
    (医学博士) 明徳会福岡歯科東洋医学研究所所長
講演者もパネルディスカッションに参加します

福岡歯科&波動医学研究室
ホームページ:
http://www.418.co.jp/fukuoka/
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   第26回年次大会案内 詳細 講師・講演内容へリンク


気による身心の健康  本山 博講演要旨  

インドのヨーガ、中国の経絡医学は、西洋医学のように身体を形ある物質の集合としてでなく、むしろ生体エネルギーの観点から捉え、プラナ、気を整えることによって身体を健康に維持できるとして、何千年の間、人間の健康維持に多大の効果をあげてきた。

人間の生命力の根源として、インドヨーガではシャクティ(性力、リビドー)、中国医学では下焦(生殖力)を重視し、丹田呼吸法を行なった。身体全体の各部分をコントロールする5つのプラナ、三焦を整えるために、ヨーガ、中国医学共に周天法、パワンムクタアーサナ、気功を行なった。

これらの呼吸法、行法は、病気の治癒を主目標とする西洋医学とは違って、病気になるのを防ぐ方法、健康を維持する方法として、世界中で、オールタナティブ・メディスン(alternative medicine)の一環として人びとに行なわれるようになった。これらの行法、呼吸法がなぜ効果があるかを、実験結果と体験に基づいて説明したい。

平成13年6月3日(日)午前10:30~午後5時30分
ニッショーホール(虎ノ門)
協賛/5,000円 当日/4,000円 前売/3,500円 学割/2,000円

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10:00~10:30 受 付              
10:30~10:45 開会の辞              
10:45~11:25 講 演 塚田 新伍 先生
11:35~12:15 講 演 谷 美智士 先生
12:15~13:05 昼 食             
13:05~13:50 講 演 石川 達也 先生
14:00~14:45 講 演 本山 博 先生
14:55~15:25 実 演 IARP本部講師
気の吸取・養成の実技
15:35~17:30
 パネルディスカッション
塚田 新伍先生 
谷 美智士先生
石川 達也先生 
本山 博先生 
福岡 明先生
17:30  閉会の辞
             

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昨年のIARP講演会  
 当日のIARP講演討論を纏めた書籍が「健康と霊性」という書名で宗教心理出版より発行いたしました。2001年4月20日頃大型書店にてお買い求めになれます。

WHO 世界保健機構 健康 講演会 イベント 人間の健康とは何か 小田晋 中嶋 宏 萩生田千津子 本山 博 各先生方が講演 

健康の定義が変わった。身体に全く異常がなくとも、心とか魂とか、そんな目に見えないものが正常に機能していなくては「本当の健康ではない」と。では本当の健康とは?また、それを得るてだては?

第25回IARP年次大会   講演会&公開討論
人間の健康とは何か
今、世界の健康の定義が変わる

WHO(世界保健機構)憲章の健康の改正案をめぐって

-昨年WHO執行理事会(ジュネーブ)で「健康の定義」の改正案が選択されました。
これは往来の健康の定義に”スピリチュアル”な状態が付け加えられたものです。この改正案への対応に当り、これまでスピリチュリアティについて論ずることがタブー視されてきた日本の厚生省や学会では、”スピリチュアル”の適当な訳語も決まらないまま、現在、困惑をもって議論が行われています。
IARPでは、人間は心身霊の多重構造からなるという見地から、この改正案は重要な意味を持つものと考え、年次大会の統一テーマとして取り上げることにしました。

講演者・討論者
小田 晋(医学博士)
筑波大学名誉教授、国際医療福祉大学
中島 宏(医学博士)
WHO名誉事務局長、フランス医学学士院会員、国際医療福祉大学国際医療福祉総合研究所所長、東京医科大学難病治療センター所長
萩生田(はぎうだ)千津子
女優
本山 博(文学博士)
国際宗教超心理学会(IARP)会長
カリフォルニア人間科学大学院(CIHS)学長
石川 達也(医学博士)パネリスト
東京歯科大学学長

平成12年7月9日(日)午前10:30~午後5時40分
ニッショーホール(虎ノ門)
協賛/5,000円 当日/4,000円 前売/3,500円 学割/2,000円
講演者・討論者、講演要旨ご紹介
中島 宏先生(医学博士) 小田 晋先生(医学博士)
世界的に大変知名度の高い公衆衛生学、精神神経医学の権威で、公衆衛生学分野におけるわが国最高の小島賞を受賞されております。WHO事務局長を長年務め、健康の定義改正の提案にも関与されました。WHO執行理事会でこの改正案が採択された歴史的背景や世界的な状況などについて、当事者ならではの話題も含めて話されます。またスピリチュアルダイメンションを取り入れた生涯ポジティブ健康増進運動についても提言されます。 社会精神病理学、犯罪精神医学の権威、深い洞察力と機知に富んだ発言は人々の関心を引いて止みません。今回の大会テーマに関して「霊性とは、物質と精神とを背後で操り、統一させるものである。西洋的心身二元論を止揚するという考え方は、21世紀の世界の健康学の主要課題になりそうだ」との見解をいただき、精神病理学の立場から「精神的健康の新しい次元」について語られます。

講演者インタビュー

萩生田(はぎうだ) 千津子先生 
本山 博先生(文学博士
文学座の団員として舞台・映画で活躍中に不慮の交通事故により車椅子の生活を余儀なくされましたが、恩師である作家の水上勉氏に励まされ車椅子女優として再起されました。その語り芝居は厚生省中央児童福祉審議会の推薦文化財となりました。また全国身体障害者スポーツ大会にも参加、水泳・陸上ともに金メダルを獲得されました。交通事故による失意のどん底から立ち直って今日に至るまでの体験を語られます。

講演者インタビュー
厳しい修行をとおして体得した宗教経験の世界を電気生理学的、生物物理学的研究方法により明らかにするとともに、各学問専門分野より宗教について考察。学問と修行両面からの後進指導に生涯を捧げ、この目的から宗教心理学研究所、国際宗教・超心理学会、カリフォルニア人間科学大学院大学等を創設。修行と研究をとおして得られて人間存在の根源への理解に基づき、人間の健康の本質とその達成の方法について語られます。
石川 達也先生(医学博士)
東京歯科大学常務理事、同大学千葉病院長などを歴任され、第16回日本歯科医学会総会・第22回アジア太平洋歯科大会会頭、東京歯科大学学会会長、日本私立歯科大学協会理事・副会長などをつとめられ、人体の多方面に精通した学殖に基づく見識には定評があります。 パネルディスカッション司会
本山 一博先生
 
(CIHS理事、玉光神社権宮司)

大会プログラム
10:00受付 10:30開会の辞 10:45 講演 中島宏先生 11:55
講演 小田 晋先生12:50昼食 13:40 講演 萩生田 千津子先生
14:45 講演 本山 博先生 15:40経絡体操 15:55 
パネルディスカッション 17:40 閉会の辞

主催:IARP
IARPは会長 本山博の国の内外への呼びかけによって1972年に結成された国際学術団体です。人間存在についてホリスティックに見つめ直し、身心の健康の維持、推進のための科学的研究とその結果の応用・実践をとおし、平和で豊かで健康な地球社会の実現に貢献するのを願う会で、各国、各界、各専門分野の方々が参加しています。

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